油井さんは「今回のNATO首脳会議。まずウクライナ側が求めているNATO加盟に向けどこまで踏み込んだ文言・表現で道筋を約束するのか。ウクライナへの軍事支援についてアメリカなどが欧米の兵器でウクライナがロシア領内を攻撃することに制限を設けていることからウクライナが求める制限撤廃にNATOがなんらかの対応を行うか注目されている。更にバイデン大統領の高齢不安、バイデン大統領の一挙手一投足が注目されている。そしてNATOの結束。ロシアよりとされるハンガリー・オルバン首相はトルコのエルドアン大統領と会談。軍事支援ではなく和平交渉に向けて協力を求めた。NATOはウクライナに対しる軍事支援強化策を発表する予定だが、どこまで結束を維持できるのか。創設75年をむかえたNATOは中国やロシアの脅威とどう向き合っていくのか問われる首脳会議となっている」などと述べた。