アメリカ企業の決算シーズンが続く中、24日に決算発表した消費関連各社はトランプ関税に警戒感をあらわにしている。日用品大手「プロクター・アンド・ギャンブル」は通期の1株利益の見通しを大幅に下方修正した。関税をめぐる不確実性に触れた上で今後値上げに踏み切る可能性を示唆した。飲料大手「ペプシコ」も「関税の影響でコストが増加する」として通期の利益見通しを下方修正した。このほか、製薬大手「メルク」も通期の業績見通しを引き下げた。関税に関する費用は2億ドルにのぼるとしている。
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