東京・銀座・コナミデジタルエンタテインメントで、「プロ野球スピリッツ」開発の裏側を取材。プロ野球スピリッツ2024−2025統括ディレクター・山口剛さんが案内。山口統括ディレクターは「プロ野球スピリッツは20周年を迎え、節目の作品として新たに一から全部作り直している」と述べた。2004年に1作目を発売して以来、これまでに19作品。モバイルゲームでは累計5300万ダウンロードを突破する国民的人気野球ゲーム。従来からある選手のリアルな表情や基本的な動きを一から見直し、前作から3年ぶりとなり大幅にアップデート。9月に発売予定の新作ゲーム映像をテレビ初公開。山口統括ディレクターは「観客もAIを新たに投入していて、同時に約9000人がイニングに合わせて動いたり、途中で弁当を買いに行く客も。（球場によっても違う？）レーザースキャンという技術を採用して各球場の形状を撮影、全球場分をゲームモデルとして制作した」と語った。プロ野球中継を徹底的に研究し、カメラの角度やカット割りも再現するほどのこだわりぶり。
東京・銀座・コナミデジタルエンタテインメントで、「プロ野球スピリッツ」開発の裏側を取材。プロ野球スピリッツ2024−2025統括ディレクター・山口剛さんは「（実況は）音声合成AIを制作」と述べた。実況者の過去10年分のデータをAIで解析し、ゲームの状況に合わせて実況を作り出す音声合成AIを制作。プロ野球選手の顔を再現するための3Dフォトスキャンを紹介。山口統括ディレクターは「（ドジャース・大谷翔平選手は）1月にLAで撮影」「新しくドラフト、新入団選手は、必ず撮影する」と語った。中山秀征の3Dデータの完成版を紹介。体の動きの収録方法は、マーカー体中に貼り付け、数十台のカメラからマーカーを読み取る。動きをリアルタイムで3次元に計測でき、指先の繊細な動きまで収録することが可能。山口統括ディレクターは「これからさらに進化していく」と語った。