イスラエルとイスラム教シーア派組織ヒズボラの停戦に向けて米国特使が21日、ネタニヤフ首相と会談予定。ヒズボラの最高指導者は停戦が実現するかは「イスラエル次第」と牽制している。イスラエルは20日もレバノンへの空爆を行いヒズボラも応戦するなど戦闘が続いている。米国・ホックスティーン特使は停戦に向けレバノン国民議会の議長と2回目の会談を行った。イスラエルメディアによると米国・ホックスティーン特使は「今後数日のうちに合意に達する望みがある」と述べたという。特使は21日にはネタニヤフ首相と会談予定。ヒズボラの最高指導者・カセム師は20日の演説の中で米国提示の停戦案に回答したと述べたうえで、停戦の実現については「ネタニヤフ首相の真剣さにかかっている」とした。