- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆
人々が花を手に向かった先は「死の壁」と呼ばれる場所。第二次世界大戦中、ナチスドイツによって多くのユダヤ人などなどが銃殺された。この壁があったのはアウシュビッツ強制収容所で約110万人がこの収容所で命を落としナチスドイツによるユダヤ人大量虐殺“ホロコーストの象徴”となっている。解放されてから80年、記憶をどう受け継いでいけばよいのか。
解放から80年 アウシュヴィッツ強制収容所 生存者は、などのラインナップ紹介。
- キーワード
- アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所
アウシュビッツ強制収容所の解放から80年を迎えたが、一方で排他的な主張が強まる時代となっている。記者の田中氏はセペシさんの「正義や差別を目にしたら沈黙しないでほしい」という訴えが印象に残っていると振り返った。当時の人々はナチスの台頭を止めることができなかったと指摘し、極右・右派正統は公然とナチスのような思想や差別は掲げていないものの難民による犯罪を理由に適しする動きが広がれば危ういと見ている。一方でイスラエルの軍事作戦による犠牲者が増えている現状について聞いてみると、明確な答えは帰ってこなかったという。また、ポーランド政府は国際刑事裁判所が逮捕状を出しているネタニヤフ首相が参加した場合に逮捕しない方針を示していて、ネタニヤフ首相は参加しなかったものの西側の矛盾も見られる。
パレスチナ情勢を巡り、ガザ地区では住民の帰還が始まっている。ハマスはイスラエル人女性7人を解放し、イスラエルも収容されていたパレスチナ人290人を釈放し、ハマスは27日にも人質3人を今月31日までに解放し、来月1日にも3人を解放するとしている。これに対しイスラエル側もガザ地区北部への移動制限の解除を行っている。トランプ大統領ヨルダンのアブドラ国王と25日に電話会談を行い、ガザ地区の住民を受け入れることを求めた。この発言を巡りサファディ外相は2国家解決案を実現する必要があると反発している。ホワイトハウスによるとイスラエルとヒズボラの停戦合意も来月18日まで継続するとしている。両軍は去年11月に60日以内に地域から撤退することとなっていたが、イスラエル側はレバノン側が合意を完全に履行していないと主張して駐留を続け、住民へ発砲するなどしていて、双方の撤退が進むかが焦点となる。
アメリカ・トランプ大統領は不法移民の強制送還を進めているが、23日にはコロンビアへ不法移民を強制送還するとコロンビア政府は不法移民を乗せた軍用機の着陸を拒否する形となり、ペトロ大統領は「当然の尊厳をもって扱われるべき」と移民問題について指摘している。対するトランプ大統領は安全保障と公共の安全が脅かされたと主張し、報復措置としてすべての製品に関税25%を課すとともにこれを50%まで揚げることや、政府高官の渡航禁止などの対応を取るとしている。これを受けペトロ大統領もアメリカからの輸入品の関税を25%に引き上げることを命じている。しかし、26日になるとホワイトハウスはコロンビア政府は不法移民全員を軍用機での送還を含め無条件で受け入れることなどで合意したと発表し、報復措置を見送るとしている。コロンビアのムリージョ外相も行き詰まりを克服した、帰国するコロンビア人を引き続き歓迎し権利を有する国民として尊厳ある待遇を確保すると言及した。ムリージョ外相らは訪米して合意内容を確認するとともに、着陸を拒否された人に大統領専用機を派遣するとしている。また、ロイター通信によると強制送還をめぐってはメキシコ政府はこれを拒否したとの報道もあるが、軍用機が送還に使われたのは近年で初めてではないかという。メキシコと国境を接するテキサス州では国境管理を厳重にすべきとの声と、強制送還に反対するデモが同時に並ぶ様子も見られた。
イタリアのポンペイ遺跡で100年に一度という大発見があった。2000年もの間火山灰に埋もれていたのはほぼ完璧な状態で保存された豪華なスパ。お風呂の周りには更衣室や体を冷やす部屋・暑い部屋・ボイラー室も。水は通りからパイプで引いていた。別の部屋には男女の骨もあった。
中国版インスタと呼ばれるSNSアプリ「小紅書」。アメリカでは、「TikTok」の運用が一時停止されたことによって、このアプリに大量の利用者が流入している。英語の投稿を審査する業務の求人が増えている。求人サイトには、投稿内容が正しく、規定に反していないかを審査し、違法なものを排除すると記されている。中国では、性的な内容や暴力、政治的に敏感だと判断される情報が厳しく統制されている。不適切とされた内容は、運営会社に削除する義務がある。アメリカからの英語の投稿に対応する必要に迫られている。トランプ大統領は、TikTok禁止法の執行を75日間猶予した。
パキスタンでは、北西部の山岳地帯で水産業が活発になっている。ヒマラヤ山脈からの豊富な水源を活かしたマスの孵化施設では、地元住民が長年養殖に取り組んできた。この地域では、以前水質管理の問題があり、多くの魚が出荷前に死んでしまっていたという。日本のJICAが技術を支援。州政府担当者のアフマドさんは、養殖技術の向上を目指し、3年前から2度にわたり日本を訪問。受精卵を病気から守る方法を習得した。薬品の代わりに殺菌作用のある銅線を入れることが効果的だと学んだ。受精卵に一定の圧力をかけることで、肉質のよいマスを育てる技術も教わった。マスの養殖を観光振興にもつなげようと、施設にはレストランも併設。アフマドさんは日本で学んだ技術を地域に約200社ある民間の養殖業者に伝えている。地元当局は、養殖のマスの売り上げは、将来的に年間数十億円になるとしている。
日本時間30日からIT大手各社による本格的な決算シーズンに入る。注目はマイクロソフト、メタ、アップルなど「マグニフィセント7」と呼ばれる7社。トランプ新政権発足によりこれまでAIの安全性に関する規制から方針転換が予想されているが、収益と事業環境がどう変化するのか関心が高まっている。
EU域内で去年1年間に販売されたEVの新車台数は需要の落ち込みを受けて初めて前の年を下回った。去年1年間の販売台数は144万7934台、前年比5.9%↓。EUは今月から新たな支援策について議論を始める予定。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領は東部の前線で指揮のフナトフ司令官を交代させると発表。陸軍のドラパティ司令官に兼任させるとしていて、ウクライナ側としては司令官の交代により戦況の改善につなげたい考え。
海外市場の株価指数、為替相場を伝えた。
国際報道の次回予告。
エンディングの挨拶。
新プロジェクトX〜挑戦者たち〜の番組宣伝。
ダーウィンが来た!の番組宣伝。
プレミアムシネマの番組宣伝。
「美の壺」の番組宣伝。