- 出演者
- 栗原望 油井秀樹 酒井美帆 錦田愛子
オープニング映像が流れ、出演者らが挨拶。
ガザ出身のアブラエーシュさん。イスラエルとハマスが合意した停戦合意について、「合意は不確実」。自身も過去のイスラエル軍の攻撃で3人の娘を亡くしており、「停戦が実現しても ガザに待ち受けているのは果てしない苦難の始まり」など指摘。
かつて石油産出で栄えた中国・盤錦市。近年は産出量が減少し、不動産不況も追い打ちとなって不景気に。地元政府は財源不足となり、駐車違反などによる罰金収入が前年比で15.5%増。中国全土でも17%増で、企業の活動や消費を更に冷え込ませるという懸念の声も。トランプ氏は中国を含む外国製品に関税を引き上げる方針を示していて、影響が懸念されている。
中国ではGDP成長率が5%に。景気減速が鮮明になった去年9月以降、政府は相次いで景気対策を実施。トランプ次期大統領の就任を前にした駆け込み需要で、去年10月・12月の輸出額は10%以上という高い伸びに。いずれも効果は一時的とみられている。トランプ氏は中国からの輸入品への関税を引き上げる方針で、今後は新興国向けの輸出を拡大させるほか、内需主導型の経済に転換させる目標。
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- ドナルド・ジョン・トランプ北京(中国)
アメリカではピーナッツ会社が宣伝のために作ったピーナッツカーの運転手を募集している。
トランプ氏復権に向け、国連が供えている。早くもWHOからの脱退を示しているトランプ氏は一期目よりも厳しい対応を取るのでは?とされている。先月24日に国連本部では今後3年間の予算を決める投票が行われ、各国分担率はアメリカが22%と1位に。1期目のトランプ政権で外交官として外交官として国連を外交を支えたヒュー・ドーガン氏。その予算の使われ方に厳しい目を向けている。国連予算を巡っては、トランプ氏が次の国連大使に指名したステファニク氏は国連は反ユダヤ的と非難し支援を止めるべきとSNSに投稿している。さらに政府効率化省のイーロン・マスク氏も国際機関への助成金を15億ドル削減すると寄稿した。ドーガン氏も国連に改革を迫ろうとしている。緊張が再び走るアメリカと国連の関係。国連はアメリカからの資金が止まった際に供えた予算案を密かに準備していると専門家は指摘している。グテーレス事務総長も批判を意識したかのように15日の演説で国連は費用・効率面でもメリットが大きいと主張した。トランプ氏も国連には利用価値が認めているとドーガン氏はみている。
ニューヨーク国連本部から中継。飯島大輔は国連に向けられるアメリカの目について国連は節約のために部屋の温度を下げるなど、理事会を開くのを取りやめるなどの影響がでているという。しかし国連には無駄や課題があり、派遣先・時期・目的が重複する使節団や類似した役割の特使や特別顧問、内部監査が不透明など問題は山積している。今後国連はトランプ氏に利用価値があると思わせる必要があると答えた。
トランプ氏はハリウッドを再び偉大にと掲げている。そのためにハリウッドを特別大使としたシルベスター・スタローンさん、メル・ギブソンさん、ジョン・ボイドさんを迎えた。3人はトランプ支持者でそのうちシルベスター・スタローンさんは大統領選挙後の去年11月にはトランプ氏の邸宅にまねかれてトランプ氏を第二のジョージ・ワシントンとし、第二のジョージ・ワシントンと褒め称えたという。しかしメル・ギブソンさんは特別大使になることは事前には知らなかったという。ハリウッドではかつてにくらべ映画の制作本数が減少し、最近では新型コロナの影響で厳しい状況になりコスト面から映画撮影もイギリスやカナダで行われているという。そのために特別大使の任命は映画産業の復活を目的にされているが、単なる名誉職とされている中でハリウッドの保守化を目指しているとされる。またハリウッド俳優にはロバート・デニーロさんやメリル・ストリープさんなど反トランプを声明にしている俳優も少なくはなく、伝統的にリベラル派が多い。また特別大使の起用で国民に広く受け入れられてきたエンターテインメントを政治色を濃くし、分断を生むことにならないか懸念する声もデている。
中国政府は今月20日に行われる米国のトランプ次期大統領の就任式に韓正国家副主席を派遣すると発表した。トランプ氏は習近平国家主席を招待、習主席としては自らの出席を見送ったかたち。トランプ氏の1期目の就任式には、ワシントンに駐在する中国大使が出席。今回は異例のハイレベル対応になる。保護主義的なトランプ次期政権との間で、貿易摩擦が激化されることも懸念。中国としては安定した関係の構築の狙いがあるとみられる。
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各国の大使が出席するのが通例だったアメリカ大統領の就任式。今回はトランプ氏の意向もあって、各国は外相などを送る。就任式では日本の岩屋外相、オーストラリアのウォン外相、インドのジャイシャンカル外相が出席予定。この3人はルビオ上院議員と会談しクアッド外相会議を開催する方向で調整。ヨーロッパからは右派や極右政党の代表。英国のファラージ氏、フランスのゼムール氏、ドイツのクルパラ共同党首。ヨーロッパで米国の伝統的な同盟国英独仏から首脳は出席しない一方で、そのライバルともいえる政治家たちが出席することでトランプ時代のヨーロッパとの同盟関係の行方が早くも懸念されるという声が出ている。さらに、就任式への出席を通して自分の立場を世界的にアピールしたいと考えているのが大統領が2人いるともいわれる異常事態が続く南米ベネズエラと旧ソビエトのジョージア。ベネズエラのゴンサレス氏は去年の大統領選挙で勝利したのは自分だと訴えていて現に、欧米の一部の国々はゴンサレス氏が勝者だと主張している。また、親欧米派の大統領として知られたジョージアのズラビシビリ氏もみずからが正当な大統領だと訴えている。2人は、就任式出席を通してトランプ次期大統領にみずからの主張に理解してもらい協力を引き出すねらいがあって今後、トランプ次期政権がどのように応じるか関心が集まっている。異例の顔ぶれがそろう今回の就任式は各国の、それぞれの勢力の思惑が交錯する外交の最前線となりそう。
米国の実業家イーロンマスク氏が所有するSNSのX、ヨーロッパの大学などで利用を見直す動きが出ているがフランスのパリ市が利用停止を発表。Xを巡っては60超のドイツやオーストリアの大学や研究機関などが「公正かつ民主的な議論を促す責任を果たしていない」と批判し利用停止を発表。