パレスチナ情勢を巡り、ガザ地区では住民の帰還が始まっている。ハマスはイスラエル人女性7人を解放し、イスラエルも収容されていたパレスチナ人290人を釈放し、ハマスは27日にも人質3人を今月31日までに解放し、来月1日にも3人を解放するとしている。これに対しイスラエル側もガザ地区北部への移動制限の解除を行っている。トランプ大統領ヨルダンのアブドラ国王と25日に電話会談を行い、ガザ地区の住民を受け入れることを求めた。この発言を巡りサファディ外相は2国家解決案を実現する必要があると反発している。ホワイトハウスによるとイスラエルとヒズボラの停戦合意も来月18日まで継続するとしている。両軍は去年11月に60日以内に地域から撤退することとなっていたが、イスラエル側はレバノン側が合意を完全に履行していないと主張して駐留を続け、住民へ発砲するなどしていて、双方の撤退が進むかが焦点となる。