富山大学は能登半島地震を受けて富山湾で行った調査結果を発表し海底地滑りなど地震の影響によると見られる新たな地層が海底に堆積し、海水が泥で濁っているのが確認されたと発表した。富山大学学術研究部理学系・張勁教授は、海底に生息するベニズワイガニが海底地滑りの影響で埋もれたり、生息環境の悪化の影響でほかの場所に移動したりした可能性があるという見解を示した。また海底近くを遊泳するシロエビは、泥が混じって濁り酸素濃度が低下した環境を避けた可能性があると指摘している。
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