第2次トランプ政権発足から20日で1年となる。この1年で様変わりしたアメリカをシリーズで伝える。アメリカファーストをうたうトランプ政権だが、国内では経済的格差がさらに広がり、働けど働けど生活が成り立たないといった悲痛な声も上がっている。ペンシルベニア州では生活に困窮している人たちに食料を無料で配布するフードバンクには連日行列が出来ていた。物価高騰が続き、仕事をしていても生活が成り立たない人が増えているという。44歳のジェシカさんは現在1人暮らしで福祉関係の仕事と商店の販売員を掛け持ちしており、収入は生活保護を受けられる基準を上回っている。それでも日々の暮らしはギリギリで食糧支援に助けられているという。コロナ禍からの回復が始まった2021年から続く物価上昇。大統領選挙でトランプ氏はバイデン政権の失政だと批判し、自分なら物価を下げられるとアピールしていた。しかし、その後打ち出したトランプ関税で輸入品の価格が上昇。現在もバイデン政権時と同じ水準のインフレが続いていて、庶民の生活は限界に達しつつある。フードバンクは経済格差が拡大し働けど働けど生活が成り立たない人が増えていると指摘。トランプ氏は年明けから外交問題に積極的に取り組んでいるが、ジェシカさんは大統領が国民生活に目を向けていないと感じるという。
