米国大統領選挙に勝利したトランプ前大統領は6日、イスラエルのネタニヤフ首相やウクライナのゼレンスキー大統領ら各国の首脳と電話会談を行い、早くもトランプ外交をスタートさせた。石破総理大臣もトランプ氏と5分間にわたって電話会談を行い、「今回の勝利に心からお祝い申し上げる」と祝意を伝えた。その上で両氏はできるだけ早期に対面で会談し、日米同盟をより高い次元に引き上げていくことで一致した。石破総理は来週からの南米訪問の帰りに米国に立ち寄り会談を実現したい考えだが、自民党内からは「世界各国がトランプ氏との接触を狙っているため難しいのではないか」との声も上がっている。