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「ベースアップ」 のテレビ露出情報

賃上げの陰で「就職氷河期世代」の不遇が再注目されている。就職氷河期世代とはバブル崩壊後の1990年代〜2000年代の雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った世代。40代〜50代前半で約2000万人・人口の6分の1を占めている。賃金アップでも不遇。2019年から2024年の賃上げ率をみると20歳〜24歳で10.3%、25歳〜29歳で9.5%、30歳〜34歳で5.8%、35歳〜39歳で4.8%、40歳〜44歳で0.1%、45歳〜49歳で2.1%、50歳〜54歳でマイナス3.0%、55歳〜59歳で4.9%。この世代は大学入試の競争率が高く、またバブル崩壊後の不景気で就職活動が困難を極めていた。
今から30年前の1995年12月7日。年の瀬を迎えても内定先が決まらない学生を対象に開かれた合同面接会には約2000人が参加した。当時の就活時には男女格差もあったという。当時の女子学生からは「男の子だけ贔屓しているような感じ。女の子なんかもうどうでもいいと感じた。私は面接でもすごく厳しいことを言われた」との声もあった。この年特に女性の就職は厳しく、全体の求人倍率は1.08倍だが、女子の求人倍率は0.45倍と2人1人以下という時代だった。また30代も不遇の時代だった。不景気続きで給料は上がらなかった。1999〜2016年までの18年間の賃金改定率は1%台。2008年にはリーマンショックを経験し、翌年には平均賃金を引き下げた企業の割合が12.9%となった。新橋で氷河期世代の人に話を聞くと「若い世代と給料の乖離を感じる」や「自分たち世代はベースアップの実感はない」などの声が聞かれた。
就職氷河期世代の賃金が上がっていかない事について加谷さんは「転職しにくい世代。経営者は足元を見て賃金を上げなくても辞めないと高をくくっている」と指摘。八代さんは「不公平を感じる人数が多いので社会の歪みの原因になり得る」、栗栖さんは「国として対策を取るべき」などと話した。就職氷河期世代の今後について加谷さんは「若者世代だけではこの極度の人手不足は解消しない。氷河期世代を採用する企業は今後数年間で増えるだろう」と指摘した。
これまで若者世代を中心にしていた就職サポートを就職氷河期世代にも広げる活動は既に始まっている。例えば公務員に転職する就職氷河期世代枠の活用がある。不景気で新卒時代に正規雇用が狭き門だった世代を対象にした採用枠で、兵庫・宝塚市では2019年に始めて話題になった。東京23区も2020年から実施している。特に東京23区は学歴も関係なく専業主婦や50代の合格者もおり、中高年の再チャレンジの場にもなっている。さらに就職氷河期世代支援特設サイトでは地域ごとのプラットフォームを設置。就職・正社員化の実現や多彩な社会参加を目指した支援を実施している。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月7日放送 5:50 - 9:00 日本テレビ
ZIP!NNN NEWS ZIP!
経団連が行った大手企業19業種139社への調査結果によると、定期昇給と基本給を一律に引き上げるベースアップを含めた賃上げ率は5.39パーセントで、いまの集計方法になった1976年以降、昨年に次いで2番目に高い水準となった。また平均引き上げ額も、1万9195円と、2年連続で2万円近くなっている。結果を受けて経団連は、「賃上げのモメンタム(勢い)が定着したことが[…続きを読む]

2025年3月14日放送 23:00 - 0:08 テレビ東京
ワールドビジネスサテライト(ニュース)
今年の春闘の1回目の集計。連合・芳野会長は、前年を上回る回答を引き出し、中小組合も33年ぶりの5%台、良いスタートが切れたと考えているなどと述べる。ベースアップ・ベアと定期昇給を合わせた賃上げ率は平均で5.46%。前の年を上回った。このうち中小企業に限った賃上げ率は5.09%。最終集計でも中小の賃金率が5%以上となれば1992年以来33年ぶりとなる。金額で見[…続きを読む]

2025年3月13日放送 10:25 - 13:55 TBS
ひるおび(ニュース)
賃上げの陰で「就職氷河期世代」の不遇が再注目されている。就職氷河期世代とはバブル崩壊後の1990年代〜2000年代の雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った世代。40代〜50代前半で約2000万人・人口の6分の1を占めている。賃金アップでも不遇。2019年から2024年の賃上げ率をみると20歳〜24歳で10.3%、25歳〜29歳で9.5%、30歳〜34歳で5.[…続きを読む]

2025年3月13日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京
モーサテ(ニュース)
ことしの春闘はきのう集中回答日を迎えた。満額回答の割合は去年と比べて減少したものの、大企業中心に月額で1万円を超える高い水準の回答が相次いだ。春闘の相場をリードする自動車業界では、定期昇給とベア(ベースアップ)を合わせた総額で、トヨタ自動車が最大月2万4450円、マツダが1万8千円で満額回答となった。日産自動車は1万6500円で要求を下回り、ホンダ、三菱自動[…続きを読む]

2025年3月9日放送 5:50 - 8:30 テレビ朝日
グッド!モーニングけさ知っておきたい!NEWS
JR東日本は2025年度の賃金について、ベースアップと定期昇給などを合わせ平均で約6%引き上げると発表した。賃上げ額は2年連続で過去最高となる。夏のボーナスに当たる夏季手当は2.8カ月分で、平均104万9200円となる。

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