米国大統領選で最重要とされるペンシルベニア州で理髪店を経営しているサミュエルさん。両親がドミニカ共和国出身のラテン系米国人。ペンシルベニア州では中南米などにルーツを持つラテン系米国人が急増。彼らが大統領選の結果を左右するといっても過言ではない状況。大統領選は各州に人口比で割り当てられた選挙人がいて、その州で勝った候補が原則総取りする仕組み(テキサス州の場合選挙人40人)。勝敗が読めない激戦州7つの中で最も選挙人が多いペンシルベニア州(ほかウィスコンシン、ネバダ、アリゾナ、ミシガン、ノースカロライナ、ジョージア)。ラテン系米国人の有権者は6%だが浮動票も多いと見られ、両陣営が重要視。