水産加工会社・カネキチ澤田水産は噴火湾やオホーツク海でとれたホタテの加工品を中国に輸出し、年間約35億円の売り上げがあった。しかし中国が日本産の水産物の輸入を停止しているため、倉庫には約250トンの在庫が積み上がっている。こうした事態を受け森町では余っているホタテ約10万食分を買い取り、全国の小中学校の給食で食べてもらうために無償で提供する方針を固めた。森町は政府が設けた風評被害対策に関する基金を活用する一方、来月の臨時議会に財源を盛り込んだ補正予算案を提出する方針。
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