JR東日本はこれまで新幹線の車内販売用スペースに荷物を載せて運ぶ事業を行ってきたが、物流需要の高まりに対応するため、客室を活用しより多くの荷物を運ぶ事業を新たに始めた。今朝は県内で水揚げされたホタテやヒラメなどの海産物のほか引っ越しの荷物など、これまでの3倍以上の約140箱が積み込まれた。JR東日本は毎週金曜日に新青森発東京行きの新幹線で海産物・精密部品・医療用品など最大200箱程度を輸送する。新幹線を使った場合の実輸送時間はトラックに比べ5時間程度短縮できるほか、二酸化炭素の排出量も10分の1程度まで減らせるという。