国内養殖ホタテ生産量(農林水産省)で青森県は去年、2021年と比べ半減。むつ市漁協は今月8日の調査で養殖から1年半程のホタテのうち約98%が死んだという。千葉・九十九里町にある店では浜焼きが人気。一番人気なのは「貝の焼き物セット」だが、今ホタテの価格が高騰しているという。8月のホタテ卸売価格(豊洲市場)は去年が828円/kg、今年は1183円/kgとなっている。都内の鮮魚店では生のホタテが扱えないという。ボイルの価格も高騰しているという。青森県30代女性「全く食べられなくなってしまいました」などのコメントが寄せられた。専門家の青森県産業技術センター水産総合研究所の吉田さんは例年を上回る海水温の上昇が影響していると指摘した。今年、青森県陸奥湾では水温26℃を超えた日数が過去最多となった。ホタテ養殖40年の漁師、西村さんは「来年も再来年も高水温が続けば陸奥湾のホタテ産業は終わりかと思う」などとコメントした。
