今月16日、米・サンフランシスコで米中首脳会談が行われた。習近平国家主席6年ぶりの訪米で、1対1で散歩も交え約4時間の会談となった。両軍の軍同士の対話の再開などで合意した。習主席は、米中はライバルよりもパートナーになるべきだと発言した。その後、バイデン大統領は記者会見で「共産主義国家を運営する人物という意味で彼は独裁者だ」と述べ、中国外務省は「このような発言は極めて間違っており、無責任な政治操作であり中国は断固反対する」と批判した。今回中国は国際社会のルールの中に入るよう言われ、違いを認めてそれでも手を結べばいいと主張した。習主席が強く希望したのアメリカのビジネスリーダーとの夕食会で、参加費用が最大で1人約600万円だった。夕食会にはティム・クック氏らの名前が挙がっていた。前座がバイデン大統領との会談とも言われている。現在中国の経済状況は芳しくなく、GDPの成長率は4.9%と年間目標に届かず、開発投資額や若年層の失業率も旗色が悪い。今後中国からアメリカの企業が撤退ということになれば、ますます経済が停滞する可能性も出てきてしまうのだという。そんな中で中国国内では現在野良犬の取締を強化しているという。