ローマ・カトリック教会の次期教皇を選ぶコンクラーベはバチカンで日本時間きょう午後11時半から始まる。選挙権を持つ枢機卿133人が1人を選び、3分の2の票を得る人が出るまで投票が繰り返し行われる。選挙期間中は外部との連絡が禁止、日本時間午後10時から携帯電話の電波遮断される。新教皇が選出されれば、礼拝堂の煙突から白い煙があがる。枢機卿らは6日、フランシスコ教皇が生前使用していた指輪を無効にする儀式を行った。枢機卿の出身国は71か国と多様化が進んでおり、地元メディアは今回のコンクラーベは本命不在で混戦模様だと伝えている。アジアやアフリカ出身者から初めての教皇が選ばれるかも注目されている。