米国のバイデン大統領は25日、首都・ワシントンを訪問中のイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、イスラム組織ハマスとの停戦交渉の合意に向け働きかけた。バイデン大統領とネタニヤフ首相は25日、ホワイトハウスで会談した。ホワイトハウスのカービー補佐官によると、会談でバイデン大統領から“停戦と人質解放を実現すべき”だと働きかけたという。また、カービー補佐官は“交渉をめぐってはイスラエルとハマスの間に溝が残っている”と指摘した上で、「我々は合意に以前よりも近づいている」「双方が妥協しなければならない」と強調した。ネタニヤフ首相は25日、ハリス副大統領と個別に会談するほか、26日にはトランプ前大統領とも会談する予定。