上智大学・前嶋和弘教授がスタジオで解説。今回の会談の2つのポイントは「関税」「USスチール買収」。貿易関税に関する発言。トランプ大統領「日本に対し約1000億ドル(15兆円)の赤字を抱えている。赤字解消には関税も選択肢で、相互関税については週明け、記者会見する見通し」、石破総理は「お互いの利益になることが重要。アメリカと日本の発展のために有益な制度となることを期待している」などと述べた。前嶋教授は「よくわからない。相互関税って貿易戦争でしょというところなのでちょっと微妙。トランプ大統領としてはアメリカが出し抜かれることは許さないといういつものパターンを日本に要求し、日本には関税をかけるぞという意味で取ることはおそらく妥当なのかもしれない」などと述べた。メキシコ、カナダ、中国のように具体的な数字が出てこなかったことについて「他の国も入ってくるかもしれない。もしかしたら日本が抜けてる可能性もある」などと述べた。
USスチール買収案に関する発言。アメリカ・トランプ大統領「自身の考えを変えていない。買収計画について石破氏と話し合う」(会談前)、石破総理は「買収ではなくて投資。一方的な関係にならないよう認識を共有した」(会談後)と述べた。アメリカメディアによるとこの買収計画についてトランプ大統領が承認することを検討していることが報じ始められている。前嶋教授は「買収ではなく投資というのはトランプ大統領の言葉でもある。何となく玉虫色で合理的な結論を見つけようというトランプ大統領の考えが見える」などと述べた。初会談でお互いの印象について、トランプ大統領「シンゾー(安倍元総理大臣)は、石破総理をとても尊敬していたと聞いている。この場を過ごすことは大きな光栄」、石破総理は「テレビで見ると声高で恐ろしいという印象がなかったわけではないが、実際に会うと誠実でアメリカや世界に対する強い使命感を持たれた方」などと述べた。前嶋教授は「いいスタートだったと見える」「日鉄のUSスチールの話はサプライズかもしれない。大きな数字目標みたいのが関税で出てきたり、防衛費、GDPという話もいずれ出てくる。にこやかな会談だったが本当は火花とこういうことだと思う」などと述べた。
USスチール買収案に関する発言。アメリカ・トランプ大統領「自身の考えを変えていない。買収計画について石破氏と話し合う」(会談前)、石破総理は「買収ではなくて投資。一方的な関係にならないよう認識を共有した」(会談後)と述べた。アメリカメディアによるとこの買収計画についてトランプ大統領が承認することを検討していることが報じ始められている。前嶋教授は「買収ではなく投資というのはトランプ大統領の言葉でもある。何となく玉虫色で合理的な結論を見つけようというトランプ大統領の考えが見える」などと述べた。初会談でお互いの印象について、トランプ大統領「シンゾー(安倍元総理大臣)は、石破総理をとても尊敬していたと聞いている。この場を過ごすことは大きな光栄」、石破総理は「テレビで見ると声高で恐ろしいという印象がなかったわけではないが、実際に会うと誠実でアメリカや世界に対する強い使命感を持たれた方」などと述べた。前嶋教授は「いいスタートだったと見える」「日鉄のUSスチールの話はサプライズかもしれない。大きな数字目標みたいのが関税で出てきたり、防衛費、GDPという話もいずれ出てくる。にこやかな会談だったが本当は火花とこういうことだと思う」などと述べた。