ロシア中央選挙管理委員会は3月のロシア大統領選挙でウクライナ侵攻に反対の立場で立候補をしたナデジディン元下院議員の候補者登録を認めなかった。ロシア大統領選の立候補には10万人の署名が必要で、ナデジディン氏は10万5000人の署名を提出したが、中央選挙管理委員会は「審査した6万人のうち9000人あまりに不備があり必要な数に届かなかったとしている。ナデジディン氏が失格になればウクライナ侵攻に反対する候補はいなくなる。プーチン大統領の当選が確実視されているが、ナデジディン氏は異議を申し立て、最高裁判所に提訴する以降も示した。