海外の研究では孤立による死亡のリスクが喫煙や飲酒よりも高いという指摘がある。こうした中、定年後の男性たちの孤立を防ごうとする取り組みが始まっている。両親の手伝いのため札幌に戻った男性を取材。内閣府の調査では「孤独感がある」と回答した人は約4割になっている。海外の取り組み「メンズシェッド」をモデルにしている「ポッケコタン」を紹介。メンズシェッドは海外で広がっている男性の小屋という取り組みのことで、地域の高齢男性が集まり好きなことに没頭できる場所を自ら運営。参加者の約8割がメンタルヘルスが改善したという研究果がある。設立に関わった北海道大学大学院の高島氏は「自分が行くべき場所だと感じられるかが大事。」などと指摘した。