旧ソ連の東欧モルドバで、大統領選挙とEU(ヨーロッパ連合)への加盟を問う国民投票が行われた。20日に投票が行われたモルドバの大統領選挙には11人が立候補し、日本時間午前3時に投票が締め切られた。開票速報では親欧米派でEU加盟を目指す現職・サンドゥ大統領がリード。一方、EU加盟への是非を問う国民投票は、事前の世論調査では60%以上の国民が加盟に賛成だったが、開票率97%の時点で加盟反対が50%となっている。警察当局はロシアがモルドバ国民13万人以上に現金を渡したと明らかにしていて、選挙介入が懸念されていた。