国賓待遇でアメリカを訪問中の岸田総理大臣はマイクロソフトのスミス社長と会談した。スミス社長は日本での事業に2年間で29億ドル(約4400億円)を投資すると表明した。AI向け半導体を導入して、クラウド基盤を拡充することや、日本に設置しているデータセンターを拡充する。マイクロソフトの日本での事業投資額としては過去最大規模ということで、岸田総理はスミス社長に感謝の意を伝えた。岸田総理はその後、裕子夫人とともにバイデン大統領夫妻と夕食をとった。この夕食会に先立ち、岸田総理はバイデン大統領とジル夫人に石川県輪島市の伝統工芸品輪島塗のコーヒーカップとボールペンを贈った。岸田総理が能登半島地震の現地視察の際に対話した若手職人から復興への思いを聞き、プレゼントにしようと決めたという。