R&I格付投資情報センター・岡忠志の解説。新NISAを活用し投資信託で資産形成を行っている人が増えている。新NISA対象投信の資金純流入額ランキングを紹介。ランキング上位10ファンドは全て海外株式を主な投資対象とする投資。うち6本がインデックス投信。その中でも1位のeMAXIS Slim全世界株式オールカントリーと2位のeMAXIS Slim 全米株式(S&P500)の流入が突出している。eMAXIS Slim全世界株式オールカントリーは日本を含む世界の株式に分散投資する投信だなどと紹介。eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は代表的な米国の大型株指数S&P500に連動。組入れ上位10銘柄中9銘柄にはどちらも同じ。コストの低さも人気の要因の一つ。ただ、海外株式投資は為替変動リスクがあることを認識しておく必要がある。為替の円安効果を除くと決して日本株のリターンも悪くない。
来週は三菱アセット・ブレインズの齋藤恒彦氏に「2024年・明暗が分かれたバランス型ファンド」について解説してもらう。
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