子どもに多い感染症のマイコプラズマ肺炎は発熱や全身のけん怠感、頭痛、せきといった症状が出て一部の人では肺炎が重症化したり衰弱したりして入院するケースもある。国立感染症研究所によると今月12日までの1週間に報告された患者の数は1医療機関当たり1.11人とこの時期としては過去10年で最も多くなっている。また、かぜのような症状のあとほおなどに赤い発疹が出る伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病の流行も続いていて今月12日までの1週間に報告された患者の数は1医療機関当たり0.94人と前の週から0.78人増加している。