マキシム・グループの久野さんは「消費者物価指数のコア指数は。3.3%の上昇で、インフレの粘着性が示されました。高止まりの要因とされていた家賃などの住居費は4.7%上昇しましたが、減速傾向が確認されたことはポジティブ材料と言えます。一方で、航空運賃・自動車保険などが高い伸びとなり、押し上げ要因になっています。インフレ率は、FRBが目標とする2%に向けて停滞していることから、さらなるインフレ減速の進展がみられるかどうかに今後の追加利下げへの道筋がかかってくることになりそうです。来週のFOMCでは、2025年末のコアPCE予測と金利予測が上方修正されるかといった点が注目となります」などと話した。