スタジオジブリの宮崎駿監督が”アジアのノーベル賞”と言われる「マグサイサイ賞」を受賞した。この賞はアジアの平和と発展に貢献した人物などに贈られる賞で、自らの作品を通して環境保護や平和維持などに挑んだことから選出された。宮崎監督は授賞式を欠席したがメッセージを寄せた。太平洋戦争の時に開催地のフィリピンが戦地になったことに触れ、「日本人は戦時中、ひどいことを散々したんです。民間人をたくさん殺しました。日本人はこの事を忘れてはいけません。ずっと残っていくことです。そういう歴史がある中でフィリピンからマグサイサイ賞を贈られるということを厳粛に受け止めています」と思いを明かした。