本日は福井県越前市「刃物の街」でご飯調査!金子さんは刃物工場にお邪魔して取材交渉を行なった。親方は歪取りをしている最中とのこと。昭和27年創業「清水刃物」。親方の清水さんは創業者である父親の跡を継いだ二代目。魚をさばく包丁を中心に製造している。マグロの尻尾切り包丁を作り始めたのは38年前。名古屋の市場にある卸会社の依頼があったのがきっかけだった。200kgのマグロ用の包丁などもあるとのこと。日本で数少ないマグロ包丁職人。長いもので1m50cm。作るには技術だけでなく、強い精神力と体力が必要だという。清水さんのマグロ包丁は名古屋や豊洲にも愛用する職人がいるそう。中学卒業後、15歳から父親の元で修行。この道60年以上で78歳の今でも現役。日本刀のような長く特徴的な包丁づくりを行う一方、後身の育成も行い、5人の弟子を育て上げた。2012年卓越した技術者「現代の名工」として表彰。さらに2013年には黄綬褒章を受賞。親方にご飯調査の依頼をしたところ交渉成立。