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オープニング映像。今回は盛り上げよう北陸として北陸新幹線で巡る年間通して楽しめる北陸旅を紹介。
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最初に訪れたのは金沢駅。駅からバスで5分ほどの場所にある近江町市場は食べ歩きにピッタリ。今回の旅人は金子貴俊。早速天然の岩牡蠣を食す。金子は「旨みが濃い、クリーミー」と感想を述べた。また同じ市場内の清商店では活ガスエビを試食した。
金子貴俊は橋場町から路線バスに乗り香林坊で下車し長町武家屋敷跡を訪れた。江戸時代加賀藩士が屋敷を構えていたエリアで民家や店など約60軒ある。金子貴俊は九谷焼窯元鏑木商舗春日山窯木米庵を訪れた。九谷焼の工房で九谷焼の特徴は九谷五彩を使用する。金子貴俊はお土産を購入し作業風景を見せてもらい絵付け師の太田さんにあなたのご飯見せて下さいとお願いし交渉成立。
金子貴俊は絵付け師の太田さんのご飯に同行する。ご飯を作ってくれるのはおいしいいっぷく 鏑木の門野さん。あんかけ玉子丼やおでんフライなどを作った。作った料理を試食し「ソースはいらないですね」などと話した。
変わった名字の表札を探しながら歩いていると「東」さんという表札を発見するも変わった名前ではなかった。さらに歩いているとまた「東」さんの表札。次も「東」さん宅で、4回目のお宅は「北」さん、そこから続けて「北」さんの表札。金子さんは西へいき確認してみることに。
石川県の変わった名字の方が住む街でご飯調査中。ここまで見つけたのは「東」さんと「北」さん。次にあったのは「中」さん。さらに進むと地元の方を発見しお話を伺う。お話を伺っている奥様は「南」さん。
北さん宅にお邪魔する。ご飯はいつも息子さんの奥様が作るという。そこへ息子さんの奥様とお孫さんが帰宅。晩ごはんを見せてほしいとお願いすると、奥様は恥ずかしいといいつつ渋々OKしてくれた。早速調理開始。もらった丸いもを使うという。丸いもは能美市で生産が盛んな加賀野菜で1個1000円ほどで販売される高級食材。丸いもをすりおろし1品完成。するとお孫さん娘さんがお泊りするお友達と帰宅。小4の娘さんは短距離で1等賞となったという。そこに13歳の長女、ご主人もりっぱな大根をもって帰宅。
ご主人が持ち帰ったのは香箱ガニで、会社から貰ったという。香箱ガニはメスのズワイガニのことで漁期が1か月半と短いためこの時期の日本海でしか味わえないもの。早速カニを茹でる。ご主人が簡単に足から身を出す方法として綿棒で押し出す方法を教えてくれた。北さん家の晩ごはんは、おでん、香箱ガニ、丸いものすりおろしだった。家族全員と娘さんの友達でご飯をいただく。丸いものすりおろしはわさび醤油でいただくという。町内会長いわく、子供のころは香箱ガニはおやつだったという。金子さんも香箱ガニをご相伴に預かった。奥様は変わった苗字について、最初はわからず同じ人だと思っていたといい、同じ名前で良かったことはないと話した。息子さんはこの先は家族を支えていきたいなどと話した。
金子貴俊が福井県にある永平寺周辺を旅する。福井市は2018年油揚げ・がんもどきの金額が日本一で56年連続である。金子貴俊はお店の店主に油揚げ料理がおいしいお店を紹介してもらい向かった。
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- 永平寺
武田は地元の方に教わった油揚げ専門店へ。油揚げのピザなど3品を注文する。
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- 谷口屋
金子貴俊は油揚げのレストラン谷口屋を訪れた。油揚げ専門のレストランで、金子貴俊は気になるあげピザ・豆腐のカツ・竹田の油あげ3品を注文した。竹田の油あげを試食し「豆腐の甘みが噛めば噛むほど出てくる」と話した。続いて、あげピザを試食し「ジューシーでおいしい」と話した。最後にとうふカツを試食し「鶏肉を食べてるような弾力」と話した。
金子貴俊は大野市にあるゆいファームを訪れ、緑の油揚げを試食し「豆腐がなめらか」と話した。金子貴俊はグループが集まって会食をするというお客さんにあなたのご飯見せてくださいとお願いし交渉成立した。
金子貴俊は豆腐店で会った男性の家を訪れた。男性は元国家公務員で、ダムを作ったり川の整備をしていた。現在は引退し息子夫婦と孫と暮らしている。
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- 福井市(福井)
奥様が作る様子を見せてもらう金子、奥様は油揚げの大根おろし和えや油揚げの大根おろしのせなどを作った。油揚げご飯を試食させてもらった金子貴俊は「油揚げの美味しさでご飯がすすむ」と話した。
本日は福井県越前市「刃物の街」でご飯調査!金子さんは刃物工場にお邪魔して取材交渉を行なった。親方は歪取りをしている最中とのこと。昭和27年創業「清水刃物」。親方の清水さんは創業者である父親の跡を継いだ二代目。魚をさばく包丁を中心に製造している。マグロの尻尾切り包丁を作り始めたのは38年前。名古屋の市場にある卸会社の依頼があったのがきっかけだった。200kgのマグロ用の包丁などもあるとのこと。日本で数少ないマグロ包丁職人。長いもので1m50cm。作るには技術だけでなく、強い精神力と体力が必要だという。清水さんのマグロ包丁は名古屋や豊洲にも愛用する職人がいるそう。中学卒業後、15歳から父親の元で修行。この道60年以上で78歳の今でも現役。日本刀のような長く特徴的な包丁づくりを行う一方、後身の育成も行い、5人の弟子を育て上げた。2012年卓越した技術者「現代の名工」として表彰。さらに2013年には黄綬褒章を受賞。親方にご飯調査の依頼をしたところ交渉成立。
夕方5時、仕事が終わり工場から10分のところにある清水さんの自宅へ。清水さんは船の免許を60歳でとり、釣りにも行くという。8年前奥様が他界。2人いる娘さんも嫁いでいるため現在清水さんは1人暮らし。清水さんは自分で釣ったハマチをさばいた。夜は白米を食べず、晩酌のお供に刺し身を食べるそう。さらにハマチをしゃぶしゃぶ用に薄く切った。清水さんの晩ごはんが完成。金子さんは一緒にハマチの刺し身としゃぶしゃぶを頂いた。金子さんは「うまい!」とコメントした。清水さんは職人をやめようと思ったことはなく、体が動く限り職人を続けるとのこと。清水さんは自分の心を込めて刃物を作ることを大事にしているという。
鯖街道・熊川宿でご飯調査。宮本さんという男性があ現われ西村さんを紹介してくれた。訪れた先は西村さんのお宅。招き入れてもらった。
晩ご飯は金子さんのために急遽サバ料理に変更してくれた。鯖のへしこはサバを塩とぬかで漬けた若狭の伝統的な保存食。娘さんたちは撮影に興味津々の様子。サバ料理をもう一品。サバ缶にゆがいたブロッコリーの芯を入れ、ごまドレッシングで味付けする。電力会社に勤めていた西村毅さんと10歳年下で老人ホームの調理師をしていた祐子さん。2人は知人の紹介で知り合って17年前にゴールインした。食卓の準備が整った。サバ料理の他に、奥様の実家からもらった大根の葉の煮浸しも並ぶ。毅さんは毎日当たり前のように奥様に「ありがとう」と言うのだそう。金子さんもご相伴にあずかった。金子さんは「お母さんが毎日笑ってて美味しいご飯作ってたら、そりゃあ明るい家庭になりますよね」と言い、毅さんは「幸せ!」と言った。
エンディング映像。