イースター島の面積は瀬戸内海に浮かぶ小豆島とほぼ同じで、約8000人が暮らす。1つ1つのモアイにはモデルとなった人がいて、それが集落のリーダー。ほとんどのモアイは島東部のラノ・ララク山でつくられ、岩は柔らかく、加工に適している。また、島内には運ぶ途中に倒れ、吹き曝しのモアイが数多く存在する。底部に傾斜があり、ロープで左右から人々が引っ張ることでモアイが自ら歩いて移動しているように見える。多くは海沿いに立ち、約900体存在する。人々が暮らした集落にはモアイとともに石の囲いがあり、人々の暮らしに欠かせないあるものの痕跡だという。