この後、一般的にはよく見る発泡スチロールの容器に入れて発酵させていくが、阪本さんはある特殊なものに入れるそう。それは経木という木を紙のように薄く削った日本伝統の包装資材。経木とは、元々お経を書くために使われいた木で、阪本さんのところでは赤松から作った栃木県那須塩原産の経木を使用しており、この木自体がマツタケが生える木で、木自体がグルタミン酸のうまみ成分を持っているそう。お値段も1枚15円の最高級の経木で、阪本さんはそれを使っているのが「ウチの特徴」と話す。赤松の木を約0.1mmの薄さに削り出す、高度な熟練の技が必要な経木。しかし、高齢化などで職人の数も減っていてかなり希少なものだとういう。
