去年11月、インドのモディ首相は、国外で結婚式を挙げるべきではないと訴えた。国内挙式にすることで、国内で消費や雇用を創出することが狙いで、アナント・アンバニ氏も婚前祝賀会・結婚式を国内で挙げることを決めたという。インドの結婚式における産業規模は、エネルギー・銀行・保険に次ぐ年間約20兆円となる。インドでは、結婚式に男性がそれまでに得た収入の20%を費やすと言われ、ムンバイの宝飾品店街では売上の70%異常が結婚式関連で、招待状専門の印刷業者は、マハーラーシュトラ州とデリーだけで500を超えるという。今年7月に開かれるアナント氏の結婚式には、約180億円の費用がかけられると言われている。吉永さんは「インドだと婚活アプリなどすごいらしいですね」、末延さんは「モディさんはヒンドゥー至上主義で、伝統を重んじるけど同時に経済を乗せていて、結構ネットワークも深いんですよね」などと話した。