今月19日、厚労省は10月公開の映画「ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記」とタイアップすることを発表。その目的は、15~39歳の世代のがん患者・家族が利用できる支援制度やサービスをまとめたパンフレットの周知であり、がん検診の拠点病院にポスターを掲示していた。しかし、SNSでは「当事者や家族への配慮に欠ける・不謹慎である」として批判が相次ぎ炎上していた。また、タレント原千晶氏は公式Xで、「明らかに死を連想させるタイトルの映画とのコラボはあまりにも配慮に欠けていませんか?」とコメントしていた。丸岡さんらは、タイアップとして考える前に医療関係者などの専門家に話を聞いたうえで、計画を練るべきだったのではないかなどと語った。厚労省担当者は「患者の皆さまやそのご家族などへの配慮に欠ける点があった」と話しているという。そして、法務省も人気番組とのタイアップを中止。今月5日、法務省は恋愛リアリティ番組「ラヴ上等2」とタイアップすることを発表した。タイアップの目的は、更生保護の「人は変われる。一緒なら」というメッセージとも通じ、広く更生保護の取り組みを知ってもらうことなどであったが、番組出演者の発言が問題視され、「犯罪を美化しすぎ」などの批判が殺到したため、今月21日にタイアップを中止した。法務省は、当初のタイアップの意図を全うすることが難しい状況になっていることも考慮し、同作品との今後のタイアップを取りやめることとしたと説明している。宮根さんは「省庁がタイアップすることはちょっと慎重にならないと…」とコメントした。
