アマゾンの玄関口マナウスから飛行機・船・徒歩で移動を繰り返し、ピラルクの住処へ辿り着いたのは日本出発から丸4日後。ピラルクは呼吸のためジャンプで姿を見せる。ピラルクを目がけ竿を振り続けるが、一向にヒットしない。ようやく大物が釣れたのが3日目。釣り上げたのは大石。リールを巻くことができない。格闘すること10分。船長も本気を出す。食いついてから25分。ついに巨大ピラルク捕獲。体長2m、体重150kg。淡水魚の中では世界最大というピラルク。大きな口で魚や虫、時には鳥をも丸呑みすることもあるという。ピラニアから体を守る強靭な鱗。その姿は1億年前から変わっていないという神秘の巨大魚。