イギリスの新聞「テレグラフ」は1日、アメリカのトランプ大統領が単独インタビューで“NATO(北大西洋条約機構)からの離脱を真剣に検討していると述べた”と伝えた。イラン情勢をめぐってヨーロッパ各国が軍事作戦を続けるアメリカと距離を置く姿勢を強めていることが背景にあるとみられる。トランプ大統領との良好な関係で知られるイタリアのメローニ首相。しかし、イランへの軍事作戦には関与しない立場を示している。イタリア南部シチリア島の基地。イタリアの主要紙などは“中東に向かうアメリカ軍の爆撃機が基地の使用を求めたのに対し、当局が拒否した”と伝えた。イタリア政府は“軍事作戦での基地の使用は議会の承認が必要だ”としている。イランへの攻撃と距離を置く動きはスペインでも。この5週間、政府は同じ姿勢でスペイン南部の基地の使用制限に加え、イラン攻撃が目的の航空機の領空飛行を禁じている。またフランスもイスラエルに対し、“アメリカの兵器を輸送するための領空の使用を許可しなかった”と報じられている。トランプ大統領はSNSで“フランスは領空の通過を認めようとしなかったフランスは極めて役にたたない”と主張し、不満をあらわにした。
