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「ルビオ国務長官」 のテレビ露出情報

今回の米中会談はアメリカ側から持ちかけたものかもしれない。アメリカ側の視点から会談の狙いを見てみるとポイントは3つ。まず米中貿易摩擦ではトランプ政権発足以降一時100%超の関税をかけあう貿易戦争の様相を呈したが5月以降は関税率を引き下げて休戦状態なっている。米中貿易協議は8月上旬にも他の担当閣僚によって本格化する見込み。ルビオ国務長官に課せられた役割はトランプ大統領に代わって中国との関係が正しい方向に向かっているかどうかを点検すること。アジア各国にも米中の摩擦が対話を通じて緩和の方向に向かっていることを示す狙いがあった。2つ目はウクライナ情勢。ルビオ国務長官はロシアに対する中国からの支援について、中国によるロシア支援は明白だ、見つからない範囲で可能な限り手助けをしていると批判している。ルビオ国務長官はロシアのラブロフ外相とも会談し、ウクライナとの停戦について率直な会話をしたとしている。トランプ政権は防衛兵器をウクライナに追加供与することを発表し、ロシアへの追加制裁も辞さない考え。アメリカ側は中国に、ロシアに加担するなと釘を刺すとみられる。3つ目はインド・太平洋地域の安全保障。ルビオ国務長官は南シナ海、東シナ海、台湾周辺での中国の威圧的な軍事行動を取り上げるものとみられる。米中双方とも原則的な立場は応酬するにしても、個々の問題が米中関係全体を悪い方向に向かわせないよう望んでいる点で一致している。6月5日には米中首脳電話会談が行われ、習近平国家主席がトランプ大統領を中国に招待して、トランプ大統領もまた習首席をアメリカに招待している。トランプ大統領によると両者とも招待を受け入れたとのことで、首脳の相互訪問が共通目標になっているのは確か。トランプ流のサプライズを中国側が避けようとするのであれば入念な準備の上にも準備を重ねることが重要になる。ルビオ国務長官と王毅外相は今年1月に電話会談を行っており、ルビオ国務長官はアメリカ第一主義を追求する新政権の外交方針を伝えたのに対して、王毅外相は大国は大国らしくふるまって国際的な責任を追うべきだと牽制している。会談後の両外相の発言が世界の注目を浴びそう。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年7月14日放送 10:05 - 10:55 NHK総合
キャッチ!世界のトップニュース(ニュース)
トランプ大統領は2期目の就任以降、ウクライナ情勢でプーチン大統領への不満をだんだんと強めてきた。トランプ大統領は就任前からプーチン大統領をとても賢いと述べ良い関係を築いていると強調する一方、ゼレンスキー大統領を独裁者と呼び妥協を迫る姿勢を示してきた。しかしロシアはアメリカが求めた30日間の停戦を受け入れず、電話会談でも進展は見られなかった。トランプ大統領は、[…続きを読む]

2025年7月12日放送 5:50 - 6:00 テレビ朝日
ANNニュース(ニュース)
アメリカのルビオ国務長官と中国の王毅外相が11日にマレーシアで会談し、会談後ルビオ国務長官は米中首脳会談が行われる可能性は高いとの見方を示した。

2025年7月12日放送 5:45 - 5:55 日本テレビ
ニュースサタデー(ニュース)
第2次トランプ政権発足後、初めてとなる米中の外相会談は11日、ASEAN会議に合わせてマレーシアで実施。会談後、ルビオ国務長官は「非常に建設的で前向きな会談だった」と振り返った。またトランプ大統領と習近平国家主席による首脳会談について、日程は決まっていないものの実現する可能性が高いとの見方を示した。アメリカ国務省によると、両者は相違点を管理しつつ協力可能な分[…続きを読む]

2025年7月12日放送 5:30 - 5:45 TBS
JNNニュース(ニュース)
アメリカのルビオ国務長官は中国の王毅外相と就任以来、初めて対面で会談。米中首脳会談が実現する可能性が高いと話している。ルビオ国務長官は、訪問先のマレーシアで中国の王毅外相と会談。2人が対面で会談するのは第二次トランプ政権の発足後、初めてで、ルビオ長官は終了後、「非常に建設的だった」と評価した。ルビオ国務長官は「トランプ大統領も、中国側も望んでいます。習主席も[…続きを読む]

2025年7月12日放送 5:00 - 5:10 NHK総合
ニュース・気象情報(ニュース)
米中の外相会談がきのう行われた。双方は建設的で実務的な会談だったと評価した。協力できる分野を模索していくことで一致したとしている。ルビオ国務長官は会談の狙いについて「貿易を含む多方面の分野で継続的に協議する建設的な基盤を築くためだった」などと話した。

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