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「マレー半島」 のテレビ露出情報

マレーシア・ネグリンセンビラン州に住む虐殺事件の生存者の鄭来さん90歳。6歳の時、日本兵の銃剣で体を貫かれ、その傷が今も残っている。1941年、イギリス領だったマレー半島に侵攻した日本軍は2ヶ月ほどでシンガポールを攻略した。一方で中国との戦況は泥沼化。日本軍はマレー半島から中国への経済援助を続けていた華僑と呼ばれる中国系住民を敵視し、大規模な粛清を命じた。鄭来さんの家族5人が殺害された。虐殺は各地で繰り返され、犠牲者はマレーシアで5万人を超えるとされている。歩兵第11連隊に所属していた橋本忠少尉は、虐殺を指揮した1人としてBC級戦犯になり28歳で処刑された。広島県に住む甥の橋本和正さんは処刑の理由について家族から聞かされていなかったが、20年ほど前に戦争犯罪に関する本で叔父の名前を見つけ、戦争裁判の記録を取り寄せた。そこには「女性や子どもを含む約350人を殺害した」と書かれていた。和正さんはこれまで2度マレーシアの虐殺現場などを訪問し、住民との対話を重ねてきた。加害の歴史に向き合い、現地の声に耳を傾けることを忘れてはいけないとしている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年2月1日放送 15:00 - 16:00 TBS
78年目の和解〜サンダカン死の行進・遺族の軌跡〜(78年目の和解〜サンダカン死の行進・遺族の軌跡〜)
2015年、オーストラリアにディック・ブレイスウェイトさんを訪ねる。終戦の2年後に誕生したディックさんは父親が戦争のトラウマに苦しむ姿を見てきた。ディックさんの父親は毎夜日本兵の首を締めようとするする夢にうなされていたという。取材ディレクターの大叔父もまた戦争を経験し、日本に戻ることができなかった。東南アジア・ボルネオ島。ディックさんの父や取材ディレクターの[…続きを読む]

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