無痛MRI乳がん検診は下着は脱いで検査着を着たままでうつぶせになり乳房を穴に入れ機械で行えて放射線造影剤も使わず約15分で終了、1週間後に結果が出るという。取材のクリニックでは料金2万2000円、全国59の病院で導入されている。マンモグラフィ検査はX線装置で乳房を圧迫し組織の差を映し出す画像検査でしこりなどの小さな病変を写し出すことが可能で多くが脂肪に置き換わっているシニア層に適しているが痛みや若い女性は初期の乳がんを見つけにくい場合などのデメリットがあるということ。エコー検査はエコーゼリーを塗り超音波で画像に写し出すものでX線などを使わないので体への負担が少ないが技師の技量で差が出やすいということ。マンモやエコーは自治体によって補助がある場合もある。非造影MRI検査では磁石でできた機械で体の断面を撮影、検査着のまま行え若い女性や乳房手術後などの女性に向いているが閉所恐怖症など行えない場合もあり少し高額となっている。都内に住む佐竹さんは今年7月無痛の乳がん検診で発見、手術を受け現在は回復しているという。きっかけは娘から誕生日に貰った花束付きのMRI乳がん検診ギフトだった。東海大学高原教授は「予算がないなどの理由から検診を受けない人が多く検診プレゼントしてもらえたら気兼ねなく受けることができる」と話した。花を受け取る時間を予約できるということ。