クジラの肉は他の動物よりも色が赤いのが特徴。赤いのはミオグロビンというもの。ミオグロビンとは筋肉中に存在するタンパク質、含有量を比べるとヒトが約0.5%なのに対し、マッコウクジラはその3倍以上の1.6%。酸素が体から無くなったときには、ミオグロビンが酸素を離して必要なところに供給するという役割をしているという。ミオグロビンは運ばれてきた酸素を受け取り、筋肉内で貯蔵する、潜水時には酸素を放出するというお酸素ボンベのような役割を果たしている。
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