11月、タイは乾季を迎えるとスキハシコウは子育てを開始する。天敵のミズオオトカゲはスキハシコウの卵を好んで食し巣が壊滅するケースも珍しくないという。12月、気温は40度を超え親のスキハシコウは翼を広げ日陰を作ったり湖水を口に含んでヒナにかけ体温を調節、甲斐甲斐しく世話を行う。しかし再びミズオオトカゲがやってきてヒナ1匹が襲われてしまった。2月、若鳥は巣立ち自ら狩りの技を身につけ始める。スキハシコウの大繁栄は独自の道を突き進んだ生き方が人の暮らしと出会うことで華開いた結果となった。
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