東京・板橋区、東武東上線・上板橋駅から徒歩2分ほどの場所にある弁当屋「まごころ大高」。60種類以上もメニューがある中、ほとんどの弁当のフタが閉まっていない。器とフタの隙間を測ったところ、「メンチカツ弁当」(650円)は約1.5cm、「アジフライ弁当」(750円)と「オールスター」(1200円)は約3cm、「とんかつ弁当」(800円)は約3.5cmだった。代表の大高博信さんは、「容器の規格が時代の流れでスモールサイズになっている。自分の理想のお弁当で作ろうと思うと、どうしてもフタが閉まらない。客の喜ぶ顔が見たくて。それは譲れなかった」と語った。