TVでた蔵トップ>> キーワード

「ミナミハコフグ」 のテレビ露出情報

世界の海面水温を表した地図。平年の海面水温とことし11月の海面水温との差を示しており、赤が濃いほど平年より高いことを表している。特に日本周辺の広い範囲で水温が上昇していることが分かる。中でも顕著なのが三陸沖。世界有数の漁場として知られており、例年秋には大量のサケが水揚げされてきた。自然環境の変化によってこの三陸沖で何が起きているのだろうか。宮城県南三陸町。サケ漁の船が港に戻ってきた。しかし水揚げされたのは小型のアジやサバばかり。ピーク時には2143トンの水揚げを誇っていた南三陸町のサケ漁。しかし昨年度は3トン余りまで落ち込んでいる。この日、市場にサケの姿はなかった。今シーズンの水揚げは500キロ余りと過去最低のペース。平年の海水温と比較してどれだけ温度が上昇しているかを示すデータ。ことし、三陸沖での上昇は特に激しく広い範囲で6度高い状況が続いている。その影響は海の生き物にも及んでいる。今月撮影した潜水映像。姿を確認できたのはムレハタタテダイやミナミハコフグなどこれまで見られなかった南の海に生息する魚。日本近海の海流を研究している海洋研究開発機構の美山主任研究員は急激な海水温の上昇は潮の流れが関係していると分析している。近年、黒潮の流れに影響を与える偏西風が北上。それに伴って黒潮も三陸沖まで北上するようになったという。
海の異変にどう対応するか。水産業者は頭を悩ませている。サケを卵からかえし、川に放流する事業所では県内に15あったふ化場のうち2か所をことし休止した。一方、漁師たちは最近姿を現したあるものに注目している。主に関東より南でとられていたイセエビ。ことしに入って頻繁に網にかかるようになった。しかしまだ個体が小さく、売り上げは僅か。今後、新たな収入源になるかはまだ分からない。海の異変にどう対応するのか、人々の模索が続く。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年12月20日放送 16:05 - 17:00 NHK総合
午後LIVE ニュースーンNEWS日替わりプレート
宮城・南三陸町でサケ漁に向かった船が水揚げしたのは小型のアジやサバ。漁師は「サケはいない」と話す。南三陸町のサケの水揚げ量グラフ(2011年2143t→2023年3t)。今シーズンの水揚げ量は約500kg(過去最低)。気象庁発表「平年の海面水温との差(月平均)」によると三陸沖の海水温は6℃上昇。今月、宮城・三陸沖の海を撮影したところ、これまで見られなかった南[…続きを読む]

2024年11月10日放送 18:00 - 18:55 日本テレビ
真相報道バンキシャ!(ニュース)
ことしの世界の平均気温が観測史上最も高くなることがほぼ確実になったと、EUの気象情報機関が発表した。宮城県ではことし、タチウオの漁獲量が木曜時点で451トン。これは10年前のおよそ65倍。去年6月からの1年間、日本の三陸沖は平均で6度、海面水温が上昇。これは観測史上初めての記録で、世界で最も海面水温が上がった海になったという。海洋や気象の変化に詳しい専門家は[…続きを読む]

2024年10月7日放送 8:15 - 9:55 NHK総合
あさイチいまオシ!LIVE
山口県下関市ではマンホールがフグになっていたりと身近な存在として親しまれている。今月29日にはフグ漁の安全や豊漁を祈る「秋のふくまつり」が開催される。下関市では9月1日から天然のトラフグ漁が解禁されフグはこれからが本格的なシーズン。フグの展示種類の数が世界一を誇る市立しものせき水族館「海響館」を紹介。この夏、フグ総選挙が行われた。チャンピオン・ミナミハコフグ[…続きを読む]

2024年9月16日放送 10:05 - 11:17 NHK総合
へんてこ生物アカデミーへんてこ生物アカデミー
鈴木香里武さんは幼魚を推している。鈴木さんの推し活歴は32年。鈴木さんにとって、幼魚は会いに行けるアイドル。様々なジャンルの専門家と幼魚の魅力を語るサミットも毎年開催していて、世界初の幼魚水族館をつくった。鈴木さんが心打たれた幼魚の生き残り術を紹介。アミモンガラは、火山噴火時に軽石そっくりになって隠れた。最後に、林修が清少納言の明言「何も何も、小さきものは、[…続きを読む]

© 2009-2025 WireAction, Inc. All Rights Reserved.