- 出演者
- 後呂有紗 伊藤遼 桝太一 石山アンジュ 山崎晴太郎
異変 海面水温アップ 冬の味覚に影響など放送ラインナップを伝えた。
オープニング映像。
ゲストとして山崎晴太郎さんと石山アンジュさんを紹介した。
次の米国大統領への就任が確実となったトランプ氏。米国の利益を最優先するトランプ氏を相手に、石破総理はどんな関係を築いていくのか。かつて、トランプ氏と良好な関係を築いていたのが、安倍晋三元総理。お互いをファーストネームで呼び合うほどの関係で2人の距離を縮めたのはゴルフだった。安倍政権時代にもトランプ氏との間に入り、通訳を務めた外務省の職員・高尾直氏。中国で勤務していたが、トランプ氏復帰に備え、ことし8月、米国担当の部署に異動してきた。今月中にも会談が模索されているトランプ氏と石破総理。早速、トランプ氏が強硬な姿勢を示す可能性があるという指摘も。
今月中にも会談が模索されているトランプ氏と石破総理。早速、トランプ氏が強硬な姿勢を示す可能性があるという指摘も。2018年、トランプ氏は日本車への関税の引き上げを検討した。しかし、安倍元総理が直談判した結果、回避されている。当時、トランプ氏は「シンゾーは信頼できるからやらない。ほかの国だったらやるけど」と話していた。石破総理はトランプ氏との関係を築けるのか。石破総理は14日からの国際会議に出席する予定で、その後、米国でトランプ氏と会談することを模索している。
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トランプ氏がアメリカ大統領に返り咲き世界の動きについてトーク。山崎晴太郎さんは個展でベルリンにいてそこでは右にいく前提で議論していて、日本では大丈夫なのかという報道ばかりで世界とのズレがあるなど話した。
全国の気象情報をツ当てた。
天皇皇后両陛下はきょう午後、大分県別府市で「全国豊かな海づくり大会」の放流行事などに臨まれた。あいにくの雨となったが、漁船41隻のパレードによる歓迎を受け、両陛下は笑顔で手を振って応えられた。その後、マコガレイとマダイの稚魚をそれぞれ海に放流された。43年前に第1回大会が開かれた佐伯市の松浦漁港でも、同時に放流行事が行われた。
ことしの世界の平均気温が観測史上最も高くなることがほぼ確実になったと、EUの気象情報機関が発表した。宮城県ではことし、タチウオの漁獲量が木曜時点で451トン。これは10年前のおよそ65倍。去年6月からの1年間、日本の三陸沖は平均で6度、海面水温が上昇。これは観測史上初めての記録で、世界で最も海面水温が上がった海になったという。海洋や気象の変化に詳しい専門家は三陸沖で大きな海洋熱波が持続しているという。
その海に、桝が潜った。中でも桝の目を引いたのは三陸の海には生息しないとされてきたカラフルな南の魚。水温20度前後の暖かい海を好む伊勢エビが三陸の海で成長していた。福島県では、伊勢エビの漁獲量が年々増えていて、去年はおよそ9.3トンに。去年7月にオープンした店では、多く獲れるようになった伊勢エビを、磐城イセエビと銘打って販売。名産品にしようと動いている。
三陸の海面水温の上昇は、なぜ起きたのか。背景には、地球温暖化の影響があると専門家は指摘する。専門家によると、通常の偏西風はほぼまっすぐに流れるが、現在は地球温暖化の影響で蛇行。この偏西風が海の中の海流にも影響を与える。その結果、黒潮は北上し、三陸沖のほうへ。海面水温を異常な高さにしていると分析した。その影響はいいことばかりではない。伊勢エビが名産の三重県では、何が起きているのか。
伊勢エビの名産地、三重県伊勢市へ。三重県では、2022年、伊勢エビの漁獲量が163トン。4年でほぼ半分になってしまった(三重県水産研究所による)。三重大学大学院・松田浩一教授によると、伊勢エビが減少した理由は、海水温が高くなるなどして、海藻が減少し、餌となる生物が減ったことが原因の一つだという。こうした状況に、地元の水産会社は悲鳴を上げていた。10月1日に伊勢エビ漁が解禁され、今が最盛期のはずだった。この会社では、伊勢エビの発送なども行っているが、漁獲量が減少し、注文に対し、数が足りなくなる日も。どうしても足りなくなった場合、ほかの県で取れた伊勢エビを取り寄せて発送。漁師は苦しい胸の内を明かした。専門家は、こうした地球温暖化が長引けば、私たちの食生活や漁業そのものが変わっていくことが余儀なくされると指摘している。
今回の取材を通して、増えた生き物はいたが減った生き物いた。本来海は陸地に比べ変化しにくい場所でこれだけ変化しているのに驚いたなど話した。
エンディング映像。