発端となったのは6月24日、第三者機関によるミニストップの抜き打ち定期検査で消費期限ラベル二重貼りが発覚。その後全店舗での調査を進めていた中で先月18日、1700以上の店舗の内23店舗で店内調理のおにぎり・弁当で消費期限の偽装が見つかった。その後店内調理の唐揚げなどの惣菜でも偽装が発覚、新たに2店舗が不正していたことがわかり、東京・大阪・福岡など7都府県25店舗で偽装があった。手口としては製造後数時間後にラベルを貼る、ラベルを貼り替える、ラベルを重ねて貼るなどだと分かっている。理由としては廃棄ロスを減らして経費削減するため、夜中など従業員の手が空いた時間に製造していた作り置きが常態化していたとされる。不正を行っていた25店舗は全てフランチャイズ店で、本部からの偽装指示は確認されていない。不正したオーナーは、もったいないのでやってしまったと話しており、オーナー自らがラベルを貼り消費期限を3~4時間偽装していたという。ミニストップが発表している再発防止策は、厨房にカメラを設置し見える化、内部通報体制の強化、新型ラベル発行器の導入などがある。