政府はきょうから備蓄米の3回目の入札をすすめているが、政府はアメリカからの輸入を増やすことを検討している。山形県では備蓄米と県産のコメを5割ずつブレンドした商品が販売され、500~1000円割安なため人気も高いという。農林水産省にメールで申し込み最高金額を示した順に落札が行われるものとなっている。計21万tが落札されているものの中小スーパーなどには行き渡っていないと見られ、これを受け農水省は卸売業者による売買も認める方針。アメリカの関税措置を巡ってもコメは焦点の1つとなっているが、政府はミニマムアクセスの範囲内でアメリカからの輸入を増やすことを検討している。国内農家に影響を与えると懸念する声も聞かれ、新潟・花角知事は国内生産を原則として進めてもらいたいと言及している。江藤農相は海外に主食を頼ることが国益なのか考えたいと言及している。政府は調整の本格化も進めていく。