男子4×100mリレー・桐生祥秀。パリ五輪では区間2位の好走を見せるも日本はメダルに届かず。大会直後には「足速くなりてーーー」と綴った。抱き続ける「速さへの渇望」。オリンピックの快挙から10日後、飛込・玉井陸斗は次なる舞台にいた。五輪・飛込104年の歴史で日本人初のメダル。決勝で挑むのは「大技307C」。体が回りすぎるミス。わずか10日後、高校最後のインターハイ出場を志願。再び挑んだ大技でインターハイ優勝を決めた。スピードスケート・高木美帆。世界記録を持ち金メダルが期待された1500メートル。力を発揮できず無念の銀メダル。ひたすら練習を重ね、スケーティングを掴み始めた感覚が。2026年のミラノ五輪で次こそ金メダルへ。