崖っぷちのドジャース、絶対に負けられない地区シリーズ第4戦はまもなく開始。日本時間きのう行われた地区シリーズ第3戦、1回表、ベッツ選手のソロホームランでドジャースが先制点を挙げた。2回ウラ、パドレスの攻撃では先頭バッターのマチャド選手がセンター前ヒットで出塁。1塁への強い当たりをファーストがつかみセカンドに送球するも、走者マチャドの体に当たりエラー。さらにショートゴロと思われたが、ショートの判断ミスでオールセーフとなり、同点に追いつかれた。ミスが連発した後、パドレスが逃さず、この回一挙6点を挙げ逆転された。ドジャースにとり悪夢のような展開に、先発のビューラー投手はベンチで怒りを爆発させた。追い掛けるドジャースは3回表、大谷翔平選手の第2打席、バットを折られながらもセンター前ヒットを放ち、チャンスを演出。その後、満塁となり打席には4番テオスカーヘルナンデス選手が入った。ヘルナンデス選手はセンターバックスクリーンに入る満塁ホームランを放ち、一気に1点差に詰め寄った。凄まじい打ち合いに、会場はヒートアップ。その後は両チームの投手陣が踏ん張り、得点を許さなかった。頼みの綱の大谷選手も打ち取られ、試合はこのままパドレスが逃げ切り、地区シリーズ突破に王手をかけた。ドジャースは負けたら終わりの状況に追い込まれた。