大谷翔平選手の移籍先がドジャースと発表された。大谷翔平は自身の公式インスタグラムで「決断するのに長くかかったことをおわびします」とし移籍を報告、決意を前に「私を支えてくれたエンゼルスのファンの皆様の応援と声援は私にとってかけがえのないものでした」などとエンゼルスへの感謝の言葉を綴った。そして大谷選手の契約金が規格外の10年総額7億ドル(約1015億円)となりプロスポーツ史上最高額となることも発表された。大谷選手の移籍先決定に、ドジャースと同じロサンゼルスに本拠地をおくレイカーズの八村塁選手は「ロサンゼルスで日本人として2日とでできることはうれしい」とコメントしている。移籍発表からわずか3時間後、所属先だったエンゼルのスタジアムではスタジアムの大谷選手の大きな写真が撤去され、ファンからは残念がる声が聞かれた。一方、ドジャースのファンは移籍発表直後歓迎の声が聞かれた。大谷選手がオールスターで使用したヘルメットを2年連続で落札した歯科クリニックの上村院長は、“成績が上がるんじゃないか”と予想。こちらのクリニックでは待合室を大谷グッズの展示スペースとしてこれまでエンゼルスのチームカラー赤一色にしていたが、チームカラー青のドジャース移籍となったことで、新たにドジャースの部屋を作る計画をたてているとのことだった。大谷選手が来季プレーするドジャース、ホームであるドジャー・スタジアムはエンゼルスの本拠地のアナハイムから約45キロほどしか離れていない。ドジャースはワールドシリーズ優勝7回、11年連続プレーオフ進出するなど、メジャーリーグ屈指の上昇集団で、今季の観客動員は30球団No.1と人気球団でもある。これまでドジャースには日本人選手も多く在籍しており、野茂英雄さん、ダルビッシュ有投手や前田健太投手も在籍していた。MLBジャーナリストのAKI猪瀬さんは、移籍についてWBCので野球の楽しさをかんじたため優勝にからめるチームへの移籍に影響があったなどとし、強打者が増えるため敬遠の数がへりシーズン50本塁打の可能性もあるとコメントしている。大谷選手のドジャース入りは、野球グッズショップでもドジャースグッズを求める客で行列ができていた。大谷選手のドジャース加入を喜んでいたのは18万円台から販売していたMLB観戦ツアーが今年過去一番の売れ行きだったこともあり、旅行会社も喜びの声をあげている。このニュースについてはこのあと8時すぎにも詳しく伝える。
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