ファンが愛犬とともに観戦できる特別な試合に大谷選手が出場。この日はもう一つ特別な取り組みがあった。試合では大谷や両チームの選手たちが胸に「4」のワッペンを付けてプレー。これは83年前の同じ日に難病により37歳の若さでなくなった元ヤンキースのレジェンド、ルー・ゲーリッグさんを追悼するためだった。さらにMLB公式サイトにはゲーリックさんが罹った全身の筋肉が衰える難病・ALSの研究費のためのチャリティーオークションを開催中。大谷のサイン入りカードが出品され、日本時間朝7時時点で約125万円の最高額で大きな話題となっている。さらにきのうの試合で注目されたのが4回の第3打席、大谷が打ったファールボールが審判に直撃すると打球に当たった審判を心配する紳士的な行動を見せた大谷。この日はヒットこそなかったものの、移籍後初の申告敬遠などで2度の出塁。チームの勝利に貢献した。そんな大谷はあすから初めてパイレーツの本拠地「PNCパーク」での3連戦に臨む。球場の隣にはアレゲニー川が流れており、強打者たちがライトスタンドを越えてアレゲニー川にホームランを放っている。
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