大川さんの予想レンジは38200~38800円。注目ポイントは「ハイテク株の未来を占う『設備投資成長率』」で、「半数以上の企業が日本株・アメリカ株ともに市場予想を上回っている。総関税の最終的な結論が出るのはまだ先だが、不透明感が強く出ているが、少なくともこれまでの実績については関税強化による悪影響は見られていない。一部ではAIデータセンターなどへの投資が鈍化することで業績がピークアウトするとの懸念が囁かれていたが、それを跳ね返すような結果になっている。先行きの設備投資額が増加していることを確認できれば波及効果も含めてハードウェア、ソフトウェアの投資需要が継続する可能性が高いことを意味する。アナリスト予想の12カ月予想 設備投資成長率を見ると多くの企業で2桁の増加が想定されている。つまりAIデータセンター投資や関連する半導体などのハードウェアを利用するソフトウェア企業の潜在需要は今後も強い状況が続く見通し。直近の決算発表時に今後の設備投資成計画を引き上げた「メタ」は追加投資をすると明言している。なのでAI関連ビジネスはピークアウトどころかさらに加速を見せる可能性が高い。」などと述べた。